内科・小児科・在宅診療

内科

ハーモニーファミリークリニックは、地域のかかりつけ医として各種の健康問題に対してご相談にのります。かぜ・胃腸・心臓・肺・肝臓・腎臓・甲状腺・血液などの各種内臓疾患、生活習慣病(高血圧、糖尿病 高血圧、高脂血症)、頭痛、認知症、アレルギー疾患、EDなど。外来に来ることが困難な方には医師、看護師がお宅を訪問を致します。がん末期で緩和ケアの必要な方も対応致します。

小児科

かぜや嘔吐下痢をはじめとする各種の感染症、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患、健診後の精密検査(発達の遅れ、尿検査異常、心電図異常、貧血検査、低身長など、小児科全般の診療を致します。 

聖隷三方原病院小児科、おおぞら療育センターの経験を活かして医療的ケアのある重度心身障害児の在宅訪問も致しますのでご相談下さい。

在宅診療、緩和ケア

そもそも院長自身が地域の医療を志したのは重度身体障害者である主人と結婚した医師になって2年目の頃です。その頃は病院がすべてで、患者さんの家での生活というものは想像の域をでませんでした。

 

結婚式をあげて2か月後に、主人が重症の肺炎で入院して、人工呼吸器をつけるかどうかというところまで話がでました。

 

急性期の治療は病院でお願いしたいものの、病院は生活の場ではありませんので、病院での生活に夫婦共々参ってしまいました。普段の医者という立場ではない、患者の妻という立場を経験することで、病院のありがたみを実感しましたし、その反面、病院ではない所での医療・看護・介護というものに興味を持ち始めました。

 

その後も、聖隷三方原病院でも重度障害児や低酸素脳症のお子さんを在宅に帰す支援をしたりと、いろいろな経験をさせて頂きました。

 

在宅医療がすべてでもないし、病院の医療がすべてでもないので、その患者さんや家族の意向に沿った在宅診療をしていきたいと思っています。

また当院の方針としては訪問看護はステーションは持たずに、当院外来の看護師が訪問に行くことにしたいと思っています。

理由としては、ステーションにすると人員は多くて安定はしているのかもしれませんが、どうしても他のコメディカル(医師やヘルパーや理学療法士や支援員など)との連絡が疎になりやすい点です。

患者さん、患者さんのご家族と一緒に笑い、一緒に泣きという経験をスタッフ全員が一丸となってしていき、地域の医療に貢献していきたいと思っています。

FAQ

胃ろうや尿道カテーテルがはいっていますが、大丈夫ですか?

大丈夫です。定期的に交換していきます(胃瘻でもバルーン型は自宅で簡単に交換できますが、バンパー型の方は総合病院での交換をお願いするので、紹介します)。他の医療的処置(人工呼吸器や中心静脈栄養など)も対応します。


緩和ケアってどんなことをするのですか?

緩和ケアはがんで余命いくばくもない患者さんのあきらめの医療ではありません。

積極的ながんの治療と併存して行っていくこともあります。より苦しくなく、より自分らしくを求めていく医療だと思います。

以下のようなお手伝いをしていきます。

・自分の病気を知り、治療法の選択を助ける
・痛みや呼吸困難などのつらい症状を取り除くケア
・痛み以外の様々な身体的症状を取り除く
・日常生活を取り戻すケア(食事、排泄、睡眠、清拭、住環境)
・本人・家族の精神的、社会的ケア

遠方ですが、往診にきてくれますか?

当院(浜北区高畑)からおおよそ20分以内の圏内であれば対応しますので、まずはご相談下さい。往診が始まる前に、ご本人(可能であれば)とご家族さんにクリニックにお越しいただいて面談をさせて頂きます。入院中の患者さんでしたら、総合病院の主治医の先生や看護師さん、ケアワーアカーさんと、退院前に話合いを持つことも可能です。